「奈良県の花粉症の状況と対策」 花粉症で松本眼科に来院された患者数と花粉飛散量

松本眼科への来院患者数と花粉検出器のデータから、当院付近の花粉情報をお知らせいたします

花粉症患者さまの来院は落ち着いているようです。

●平成28年花粉症まとめ


3月平均来院患者数
平成28年:23.3名 /平成27年:23.8名 /平成26年:25.2名 /平成25年:34.9名

最も来院された患者数が多かった日
平成28年:(3月7日) /平成27年:(3月5日) /平成26年:(3月4日) /平成25年:(3月7日) 

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スギ花粉症を根本的に治す舌下免疫療法の治療開始1年目の結果報告

そこで1シーズン目終了時点で、主に大学病院にてその途中経過についてアンケート調査が実施されました。

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その結果、

とても効いた26%、

効いた33%、

やや効いた19%、

効かなかった4%、

わからない18%


でした。


通常、舌下免疫療法は1年目は効果がない、2シーズン目から効果が出るといわれていましたので、「とても効いた」「効いた」が治療開始1年目で半分以上あった結果は驚きです。



一方、舌下免疫療法を毎日できたか?

毎日できた84%

週に1回くらい忘れた14%

週に2回くらい忘れた2%




連日の舌下療法について

まったく負担ではなかった33%

それほど負担ではなかった54%

やや負担だった7%

負担だった6%



第64回日本アレルギー学会学術大会教育セミナーより


ただいま、松本眼科通院中の舌下免疫療法治療中の方は全員継続中です。

毎日の継続が大変だと思いますが、みなさん花粉症を根本的に治したいという強い意志があるようです。

  

 

ヒノキ花粉で症状が出てくる方が増えてきています。

ヒノキ花粉は、桜の花粉と一致します。

この1週間は要注意です。


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4月になりヒノキ花粉症が猛威をふるっていますが、桜の開花との関係

ヒノキ花粉症の飛散は桜の開花と一致することが多のです。

また、ヒノキの花粉の飛散期間は約2週間と言われていますので、ちょうど桜が開花して散るまでの間にヒノキ花粉が飛散し、桜が満開になる頃にヒノキの飛散のピークも近づくようで、松本眼科でも桜がきれいに咲いている頃に花粉症で来院される患者さまも増えてきます

 

ということは、

ヒノキ花粉症の方は、毎年、桜が咲き始め来たら注意をしていってください

 

また、ヒノキ花粉の飛散する時期は、ちょうど気候の変わり目であったり、卒業入学などで環境の変わり体調管理が難しい時期なので花粉症で体調を悪くする方も多いようです。

さらに、ヒノキ花粉はここ40年の間に3倍の飛散量になってきており、急に増加してきている花粉症なのです。

またスギ花粉症の方も、スギ花粉だけで終わる方は わずか19%、スギ花粉+ヒノキ花粉も合わせて持つ方はなんと64.7%にも上り、多くの方はスギで終わらずにヒノキまで症状が続いてしまいます(詳しくはこちら

 

桜花粉症と思ってお花見を避けている方。実はヒノキ花粉症である場合が考えられますので、一度抗体の検査を受けられてみてはいかがでしょうか。

 

やはり、日本人に生まれた以上、お花見ができないのはつらいですよね。

 

3月の花粉症シーズンが終了し、来院患者数をまとめてみました。

平均来院患者数

平成28年:23.3名(4)
平成27年:23.8名(3)
平成26年:25.2名(2)
平成25年:34.9名(1)

最も来院された患者数が多かった日にち

平成28年:(3月7日)
平成27年:(3月5日)
平成26年:(3月4日)
平成25年:(3月7日) 

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ピークは過ぎてきていますが、まだ目のかゆい患者さまが来院されています。

ヒノキ花粉の移行期で、まだまだ安心はできません。

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花粉症の時期にはまぶたを腫らして来院されることがあります。しかし、それ以外の病気でもまぶたが腫れることも。




 

アレルギーこの写真はアレルギーにより、まぶたが腫れてしまった方の写真です。

多くの場合は、かゆみを伴い(ただし、かゆみを伴わない場合もあります)、まぶたは少し赤味を帯びます。

多いのは花粉症の時期に目を強くこすってしまってまぶたが腫れてきたケースです。

 

花粉症









いくらかゆくてもあまり強くこするとまぶたが腫れてしまいますので、かゆくてたまらないときには、少し目を冷やすことをお勧めいたします。


このようなときにはステロイドの軟膏が効果がありますが、長期間使用すると悪影響が出ることがありますので要注意です
(眼瞼湿疹に対しての長期ステロイドの軟膏の悪影響についてはこちら)。  

また、アレルギー性結膜炎は子供に多い特徴があります。
(アレルギー性結膜炎と年齢との関係はこちら

 



霰粒腫

この写真は、めばちこ(ものもらい)の方の写真です。

この写真のように瞼のどこかにしこりがあるのでわかります。

このときには早く治さないと腫れは治っても、しこりが残ってしまうことがあり要注意です。






虫さされ

この写真は、虫さされによるものです。

小さな子どもさんに多い原因です。

よくあるのは前の夜には何ともなかったものが、朝起きた時に急にまぶたが腫れていた。

というケースです。寝ている間に刺されるケースが多いようです。


よくみると、まぶたのどこかに赤い小さな刺し傷が見つかることもあり、それが見つかれば確定できるのですが、肉眼ではなかなか刺し傷を見つけるのは難しいこともあります
 
(目やにでわかる目やにの出てくる原因は?)
 











 

3月18日に当院の駐車場で今年初めてのヒノキ花粉を認めました。

まだごく少量ですが、気温の上昇とともに増えてくる見込みです。


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花粉症で目をこすりすぎるとまつ毛が抜けて瞼の裏側に入ることがあります。その他、アレルギー性結膜炎の方が目をこするといろいろなことがおこります


 

ピークは過ぎつつありますが、まだまだアレルギー性結膜炎の患者さまが来院されています。

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花粉症で目がすごくかゆい このような時、花粉症の飲み薬って効果があるの?

飲み薬の適応症には「アレルギー性結膜炎」は入っていないのです

 すなわち、飲み薬が目の症状には効果がある根拠はないのです。

アレルギー性結膜炎について適応症があるのは、目薬になりますので、かゆいときには目薬を使って下さい。






 

すでにスギ花粉のピークは過ぎたようです。

桜の開花とともに、ヒノキ花粉が飛散が始まります。

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4月になりヒノキ花粉症が猛威をふるっていますが、桜の開花との関係




 

 

ヒノキ花粉はここ40年の間に3倍の飛散量になってきており、急に増加してきている花粉症なのです。

またスギ花粉症の方も、スギ花粉だけで終わる方は わずか19%、スギ花粉+ヒノキ花粉も合わせて持つ方はなんと64.7%にも上り、多くの方はスギで終わらずにヒノキまで症状が続いてしまいます(詳しくはこちら

 

桜花粉症と思ってお花見を避けている方。実はヒノキ花粉症である場合が考えられますので、一度抗体の検査を受けられてみてはいかがでしょうか。 

まだ多くの患者さまが来院されますが、状態は落ち着いてきているようです。


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花粉症の点眼薬で失明? 実際に起こりえる話です (ステロイド緑内障)


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花粉症(アレルギー性結膜炎)の点眼で、この写真のお薬(フルメトロン、オドメールなど)を使っている長期に使っている方も多いかと思います。 

実は、これはステロイド剤の点眼薬で、即効性がありますので、かゆみはすぐにおさまり、花粉症には良く使われる点眼です。 

ただし、この点眼にも副作用があるのです。

それが「ステロイド緑内障」という病気です。 

以下は、平成13年10月26日朝日新聞からの記事を抜粋したものです。

「訴状などによると、男性は高校生だった97年1月ごろから、結膜炎の治療のため、○○会が経営する△△病院に通院。処方されたステロイド剤の点眼薬によって緑内障となり、両目の視力が低下、視野の大半を失ったと訴えていた」 

最近では、内科や小児科、耳鼻科でも、目のかゆみをとめるお薬として処方されていることがあります。恐らく主治医の先生は、ステロイド剤の点眼薬の恐ろしさをご存知ないようです。また、眼科で処方された場合でも、長く使っている場合には、定期的に眼圧のチェックをされたほうがよいと思いますよ。 でないと、自分では気がつかないうちに眼圧が上がり、視野が徐々に欠けてきているなんてことになっているかもしれませんよ。
 

過去のデータからもそろそろスギ花粉のピークは過ぎたようです。ヒノキ花粉が飛ぶ3月後半にはまたかゆみで受診される方が増えてくると思います。


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目がかゆい、充血。アレルギー性結膜炎は一度なると一生治らない? いいえそんなことはありません。年齢とアレルギー性結膜炎との関係


1995年、日本眼科医会アレルギ-眼疾患調査研究班の行った調査によると、アレルギー性結膜炎の年齢別頻度は、

10代を1.0とすると、
20代:0.5
30代:0.5
40代:0.4
50代:0.3
60代:0.3
70代:0.1

ちなみに、9歳以下が0.8で、

アレルギー性結膜炎の頻度は10歳代をピークにして加齢とともに減少してくるのです。


ですから、アレルギー性結膜炎になると一生アレルギーで苦しむということでもないのです。
上のデーターからも10歳代でアレルギー性結膜炎になった方も、20歳で半分に減るのです。





 

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