「奈良県の花粉症の状況と対策」 花粉症で松本眼科に来院された患者数と花粉飛散量

松本眼科への来院患者数と花粉検出器のデータから、当院付近の花粉情報をお知らせいたします

今はヒノキ花粉の最盛期です。多くの患者さまが来院されています。

 
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黄砂は花粉症の悪化の原因に


 

大分県立看護科学大の市瀬孝道教授らは、動物実験で、アレルギーの原因となる抗原に、中国の黄砂の砂ぼこりをつけると、より花粉症の症状や炎症所見が悪化することを発表しました。

では、その原因については、黄砂に含まれる二酸化ケイ素が炎症を起こす以外に、黄砂にくっついた細菌やカビなどの毒素がアレルギー反応に悪い影響する可能性もあるとのことです(黄砂が中国の工業地帯をとおってくるときに汚染されるという説もあるようです)。

また、韓国の研究では、黄砂の時期に目や呼吸器の疾患が増えることも確認されています。

 

最近では、天気予報の番組に、花粉情報だけではなく、黄砂の情報も加わるようになりました。

松本眼科でも黄砂の飛散しているときには花粉症を悪化して来院される患者様が多いように思います。

花粉症で困っている方は、黄砂の情報も気になされたほうがよいでしょう。

今の時期、花粉だけではなく黄砂も飛散しており、なおさら、マスクや眼鏡が必要になってきているようです。




 

ヒノキ花粉がしばらくは続きそうで、花粉の収束はまだ先になる見込みです



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花粉症の時期にはまぶたを腫らして来院されることがあります。しかし、それ以外の病気でもまぶたが腫れることも。



アレルギーこの写真はアレルギーにより、まぶたが腫れてしまった方の写真です。

多くの場合は、かゆみを伴い(ただし、かゆみを伴わない場合もあります)、まぶたは少し赤味を帯びます。

多いのは花粉症の時期に目を強くこすってしまってまぶたが腫れてきたケースです。

 

花粉症









いくらかゆくてもあまり強くこするとまぶたが腫れてしまいますので、かゆくてたまらないときには、少し目を冷やすことをお勧めいたします。


このようなときにはステロイドの軟膏が効果がありますが、長期間使用すると悪影響が出ることがありますので要注意です
(眼瞼湿疹に対しての長期ステロイドの軟膏の悪影響についてはこちら)。  

また、アレルギー性結膜炎は子供に多い特徴があります。
(アレルギー性結膜炎と年齢との関係はこちら

 



霰粒腫

この写真は、めばちこ(ものもらい)の方の写真です。

この写真のように瞼のどこかにしこりがあるのでわかります。

このときには早く治さないと腫れは治っても、しこりが残ってしまうことがあり要注意です。






虫さされ

この写真は、虫さされによるものです。

小さな子どもさんに多い原因です。

よくあるのは前の夜には何ともなかったものが、朝起きた時に急にまぶたが腫れていた。

というケースです。寝ている間に刺されるケースが多いようです。


よくみると、まぶたのどこかに赤い小さな刺し傷が見つかることもあり、それが見つかれば確定できるのですが、肉眼ではなかなか刺し傷を見つけるのは難しいこともあります
 
(目やにでわかる目やにの出てくる原因は?)




 

ヒノキ花粉が最盛期を迎えているようです

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子供の花粉症は治りにくいのは、すぐに目をこするから?


  • 子供が目をこすりはじめた時は・・・・

まぶたの上から冷やしてあげると効果があります。

冷やすことで血管が収縮しますのでアレルギー反応が抑えられるのです。

 

目を強くこすりはじめたときには、冷たいタオルで結構ですので少し冷やしてみてあげてください。

 

また、アレルギーが強くなるとステロイドの入った点眼が即効性があります。

子供は大人と違い、ステロイドの点眼に対して眼圧がより上がりやすいと言われています。

 

あまり強いステロイドの点眼も使えないのも、子供の花粉症がより長引いてしまう原因かもしれません。

 

  • 毎年、強いアレルギー性結膜炎を起こす子供さんには、やはり、花粉が飛ぶ前にお薬を使い始める初期療法を考えられてはいかがでしょか。






 

ヒノキ花粉でアレルギー性結膜炎を起こして来院される方が少し増えてきているようです


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風邪薬や花粉症のお薬で目がかすむ?  ピント調節に影響するお薬の話です

多くの風邪薬や花粉症のお薬には症状を鎮めるために抗ヒスタミン薬を含んでいますが、抗ヒスタミン薬は抗コリン作用といってアセチルコリンの量を減らす作用が強いのです。

 

そうなると近くにピントを合わせようとしてもアセチルコリンが少なくなっているために毛様体筋が働かない。すなわちすぐにピントが合いにくいということに。

若くして老眼の状態に、40歳以上の方はさらに老眼が強くなったような感じになるのです。

 

それが風邪薬や花粉症のお薬で目がかすむ主な原因です。もちろんお薬の効き具合には個人差がありますが、常時お車の運転される方は主治医の先生とよく相談して、抗コリン作用の少ないお薬を選んでもらった方がよいでしょう。

 

抗コリン作用の持つお薬は風邪薬や花粉症のお薬だけではありません。

一般的に、自律神経系に影響するお薬が抗コリン作用を持ち、循環器系、消化器系、精神神経系の病気に対してもそれらのお薬が使われています。




 

花粉飛散量も落ち着いてきて花粉症で来院される患者さまも減少してきました。

●平成28年花粉症まとめ


3月平均来院患者数
平成28年:23.3名 /平成27年:23.8名 /平成26年:25.2名 /平成25年:34.9名

最も来院された患者数が多かった日
平成28年:(3月7日) /平成27年:(3月5日) /平成26年:(3月4日) /平成25年:(3月7日) 

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目に出る花粉症の原因を調べるには、血液検査で抗体検査を調べるよりも、涙から調べた方がより正確にわかるようです
 



東京女子医科大学東医療センター眼科の三村達哉先生は、
春に来院された季節性アレルギー性結膜炎の患者さまの血清の抗体の検査の結果、
スギ(68.8%)、ヒノキ(59.4%)の方が陽性反応を示しました。

一方、涙の中の抗体を調べてみると、
スギ(100%)、ヤケヒョウヒダニ(97.1%)、カモガヤ(88.2%)
で、必ずしも血液検査でスギの抗体が出ないからと言って、必ずしもスギ花粉症ではないとは言えないようです。

中には、目だけ花粉症の症状が出て、鼻やのどには症状が出ない方もいらっしゃいます。
目のアレルギーの原因を調べるには、血液から調べるよりも涙から調べるほうがより正確にわかるようです。

ただし、涙からアレルギーの原因を特定する検査は、すべての眼科で行っている検査ではありません。


 

花粉症患者さまの来院は落ち着いているようです。

●平成28年花粉症まとめ


3月平均来院患者数
平成28年:23.3名 /平成27年:23.8名 /平成26年:25.2名 /平成25年:34.9名

最も来院された患者数が多かった日
平成28年:(3月7日) /平成27年:(3月5日) /平成26年:(3月4日) /平成25年:(3月7日) 

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スギ花粉症を根本的に治す舌下免疫療法の治療開始1年目の結果報告

そこで1シーズン目終了時点で、主に大学病院にてその途中経過についてアンケート調査が実施されました。

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その結果、

とても効いた26%、

効いた33%、

やや効いた19%、

効かなかった4%、

わからない18%


でした。


通常、舌下免疫療法は1年目は効果がない、2シーズン目から効果が出るといわれていましたので、「とても効いた」「効いた」が治療開始1年目で半分以上あった結果は驚きです。



一方、舌下免疫療法を毎日できたか?

毎日できた84%

週に1回くらい忘れた14%

週に2回くらい忘れた2%




連日の舌下療法について

まったく負担ではなかった33%

それほど負担ではなかった54%

やや負担だった7%

負担だった6%



第64回日本アレルギー学会学術大会教育セミナーより


ただいま、松本眼科通院中の舌下免疫療法治療中の方は全員継続中です。

毎日の継続が大変だと思いますが、みなさん花粉症を根本的に治したいという強い意志があるようです。

  

 

ヒノキ花粉で症状が出てくる方が増えてきています。

ヒノキ花粉は、桜の花粉と一致します。

この1週間は要注意です。


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4月になりヒノキ花粉症が猛威をふるっていますが、桜の開花との関係

ヒノキ花粉症の飛散は桜の開花と一致することが多のです。

また、ヒノキの花粉の飛散期間は約2週間と言われていますので、ちょうど桜が開花して散るまでの間にヒノキ花粉が飛散し、桜が満開になる頃にヒノキの飛散のピークも近づくようで、松本眼科でも桜がきれいに咲いている頃に花粉症で来院される患者さまも増えてきます

 

ということは、

ヒノキ花粉症の方は、毎年、桜が咲き始め来たら注意をしていってください

 

また、ヒノキ花粉の飛散する時期は、ちょうど気候の変わり目であったり、卒業入学などで環境の変わり体調管理が難しい時期なので花粉症で体調を悪くする方も多いようです。

さらに、ヒノキ花粉はここ40年の間に3倍の飛散量になってきており、急に増加してきている花粉症なのです。

またスギ花粉症の方も、スギ花粉だけで終わる方は わずか19%、スギ花粉+ヒノキ花粉も合わせて持つ方はなんと64.7%にも上り、多くの方はスギで終わらずにヒノキまで症状が続いてしまいます(詳しくはこちら

 

桜花粉症と思ってお花見を避けている方。実はヒノキ花粉症である場合が考えられますので、一度抗体の検査を受けられてみてはいかがでしょうか。

 

やはり、日本人に生まれた以上、お花見ができないのはつらいですよね。

 

3月の花粉症シーズンが終了し、来院患者数をまとめてみました。

平均来院患者数

平成28年:23.3名(4)
平成27年:23.8名(3)
平成26年:25.2名(2)
平成25年:34.9名(1)

最も来院された患者数が多かった日にち

平成28年:(3月7日)
平成27年:(3月5日)
平成26年:(3月4日)
平成25年:(3月7日) 

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ピークは過ぎてきていますが、まだ目のかゆい患者さまが来院されています。

ヒノキ花粉の移行期で、まだまだ安心はできません。

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花粉症の時期にはまぶたを腫らして来院されることがあります。しかし、それ以外の病気でもまぶたが腫れることも。




 

アレルギーこの写真はアレルギーにより、まぶたが腫れてしまった方の写真です。

多くの場合は、かゆみを伴い(ただし、かゆみを伴わない場合もあります)、まぶたは少し赤味を帯びます。

多いのは花粉症の時期に目を強くこすってしまってまぶたが腫れてきたケースです。

 

花粉症









いくらかゆくてもあまり強くこするとまぶたが腫れてしまいますので、かゆくてたまらないときには、少し目を冷やすことをお勧めいたします。


このようなときにはステロイドの軟膏が効果がありますが、長期間使用すると悪影響が出ることがありますので要注意です
(眼瞼湿疹に対しての長期ステロイドの軟膏の悪影響についてはこちら)。  

また、アレルギー性結膜炎は子供に多い特徴があります。
(アレルギー性結膜炎と年齢との関係はこちら

 



霰粒腫

この写真は、めばちこ(ものもらい)の方の写真です。

この写真のように瞼のどこかにしこりがあるのでわかります。

このときには早く治さないと腫れは治っても、しこりが残ってしまうことがあり要注意です。






虫さされ

この写真は、虫さされによるものです。

小さな子どもさんに多い原因です。

よくあるのは前の夜には何ともなかったものが、朝起きた時に急にまぶたが腫れていた。

というケースです。寝ている間に刺されるケースが多いようです。


よくみると、まぶたのどこかに赤い小さな刺し傷が見つかることもあり、それが見つかれば確定できるのですが、肉眼ではなかなか刺し傷を見つけるのは難しいこともあります
 
(目やにでわかる目やにの出てくる原因は?)
 











 

3月18日に当院の駐車場で今年初めてのヒノキ花粉を認めました。

まだごく少量ですが、気温の上昇とともに増えてくる見込みです。


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花粉症で目をこすりすぎるとまつ毛が抜けて瞼の裏側に入ることがあります。その他、アレルギー性結膜炎の方が目をこするといろいろなことがおこります


 

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